どんな風にキッチンを選べばいいかわからない!
他の人のリフォームを参考にできたら…
そんなお悩みに、実際にリフォームをした“リフォーム先輩”が答えます!
- キッチンリフォームビフォーアフター
- 費用を抑えて悩み解消!商品選びのコツ
- マンションリフォームあるある注意点
- 背面収納(カップボード)レビュー
実際のリフォーム事例を見て、いいな!と思う部分は自分のリフォームにも取り入れてみましょう♪
キッチンリフォーム概要
基本情報
- 築29年マンション
- 既存キッチンはLIXIL製
- キッチン間口は約3000㎜
うちのキッチンは間口約3000㎜と、かなり大きめ
リフォーム内容
- キッチン入替え
- 背面収納(カップボード)入替え
- 内装工事(天井/壁・床)
予算重視!お金をかけるところ、かけないところ、しっかりメリハリをつける
BEFORE-リフォーム前
キッチンの不満ポイント
①キッチンの通路幅が狭い
キッチンの通路幅が狭くて窮屈!新しいキッチンでは通路の幅を広くして、ゆったりと作業したい。
②シンクまわりが片付かない
シンクまわりには置き型食洗機をはじめ、調理道具がたくさんあって片付かない。シンクまわりをスッキリさせたい!
既存の設備を再利用
実は、このリフォーム以前に単品でガスコンロ(2011年交換)と水栓(2012年交換)は交換していたので、今回それらはそのまま流用することにしました。
まだ使える設備を流用することで、予算を抑えました!
AFTER-リフォーム完了後
選んだキッチンはクリナップ『ラクエラ』
キッチン下台と吊戸棚は別々の色を選び、ツートンカラーのキッチンに♪
壁面もタイルからキッチンパネルにすることで、キッチン全体が明るく清潔感ある仕上がりになりました。
シンクはステンレス製、レンジフードはフラットスリムフードをチョイス。
レンジフードは予算バランスも考えてシンプルなものを選びました
キッチンこだわりポイント
①キッチン奥行き60㎝で通路幅確保
通常、キッチンの奥行きは65㎝が標準ですが、あえて奥行き60㎝を選択することで、通路幅を5㎝広げました。
5㎝広がるだけで全然違う!大満足です♪
ハンドムーブでシンクまわりスッキリ
シンク上には、ハンドムーブを設置。シンクで洗った食器はそのままハンドムーブに収納することで、水切りカゴが食器で山盛りになることもなくなり、シンクまわりがスッキリ片付きました。
シンクの中の水切りカゴは、オーブンのプレートや大きなボウルを洗った時に活用しています
大容量の引出し収納
今回のキッチンは間口約3000㎜のビッグサイズ!
そのため、キャビネットの引出し収納も通常キッチンの①シンク②センター③コンロの他に④シンク横を追加しています。
開き扉の収納が引出し収納になることで、収納量も大幅アップ。調理器具だけでなく、乾物などの食品ストックもしっかり収納できるようになりました。
引出し収納だと、上からみて何が入っているか一目瞭然!
出し入れもしやすくとっても便利になりました♪
さらに使いやすい工夫
不織布フードフィルターの活用
普段調理していて、実は一番汚れが気になるのは“整流板”です。
なんと、その整流板に不織布フィルターを貼ることで、油汚れが付着するのを防いでいます。
これはとっても面白いアイディアですね!
コンセントプレートをアレンジ
コンセントプレートは、事前に好きなデザインのものをネットで注文して取付してもらいました。
白で無機質になりがちなコンセントまわりも、自分好みにアレンジすることで愛着がわきますね♪
マンションあるある注意点
マンションリフォームでは、搬入の際はエレベーターを使うのが一般的です。
ただ、間口の大きなキッチンはその分天板サイズも大きくなるため、エレベーターに入らないこともあります。
そんな時は、以下の2つの方法があります。
- 階段で手上げする
- 天板を切断して、別々に搬入した後再度現場でつなぎ合わせる
今回相談したリフォーム会社の中には、一度天板を切断して
現場で再度繋げる提案もあったんですよね。
そうなんです。でも、継ぎ目が入るのは嫌で、最終的にお願いしたリフォーム会社の担当者さんが、切断せず5人がかりで手上げしてくれて、本当に感謝しています。
クオーツストーン天板やセラミックトップはかなり重量があるため、安全上、階段手上げも難しい場合もあります。
背面収納(カップボード)レビュー
BEFORE-リフォーム前
今回、キッチンリフォームと合わせて背面収納のカップボードも一新!
キッチンの通路にゴミ箱が出ているのが気になっていたので、ゴミ箱がスッキリと収まるカップボードを計画しました。
AFTER-リフォーム完了後
カップボードにゴミ箱をスッキリ収納
キッチンと同じく、クリナップ『ラクエラ』のカップボードを設置。
下台は、高さ850㎜カウンターのダストスペースタイプを並べ、ゴミ箱5つがスッキリ収まりました。
吊り戸の棚を増やしてフル活用
高さ900㎜の吊戸棚は食器棚として活用。
棚板を追加することで、食器を重ねずにたくさん収納できるよう工夫されています。
普段よく使う食器は、下の段の取り出しやすい位置に収納しています
耐震ラッチで地震対策
扉には耐震ラッチを取付けて、揺れがあっても中の食器が飛び出さないよう地震対策されているので、安心して使うことができますね!
“耐震ラッチ”とは、一定の揺れを感知すると自動でロックがかかり扉が開かないようにする地震対策アイテムです
キッチンリフォーム成功例
リフォーム費用総額は?
今回のキッチンリフォーム、
- キッチン入替え
- 背面収納(カップボード)入替え
- 内装工事(天井/壁・床)
全部含めて総額109万円(税込み)でした。
既存流用などを上手く活用し、メリハリをつけることで、かなりお手頃な価格でリフォームすることができましたね。
キッチンの不満も解消できて、大満足のリフォームです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、築29年マンションのキッチンリフォーム成功例についてご紹介しました。
予算配分や商品選び、さらに快適に使うために工夫など、参考になる部分がたくさんありましたね。
キッチンリフォームを検討している方は、今回の事例で気になったものは、どんどん取り入れてみてくださいね!
リフォームによって今の暮らしの不便や不満を解消し、もっと快適に、もっと楽しく毎日を過ごせたら嬉しいですね!
さちのリフォなびでは、リフォームについてのお悩み相談も受け付けています。
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